逆川の家

記念すべきハイブリッドソーラーハウス第1号のお宅です。施主は周囲の街並みの中で浮き上がらない静かなデザインを要望されました。
大きな屋根をなるべく低くなるように掛け、腰の据わった印象になるようにしました。
HBSのコレクターパネルもさりげなくキマッテいます。
リビングは大きな吹抜としました。
真ん中の黒い梁は江戸時代の武家屋敷を解体したときに譲ってもらった本物の古材です。加工をしてみると木の香りが漂い、ヤニまで出てきます。
まだまだ生きているんですね。大切にしなくてはと改めて思いました。
リビング脇の4畳半は普段は壁の中に仕込んである障子を立てることで客間へと変身するようになっています。昔の家はこのように建具ひとつで空間の用途やサイズをコントロールしていたことにヒントを得ました。
昔の家には生活の知恵がたくさん詰め込まれているのに、なぜ消えていこうとするのでしょうか?

室内の壁はほとんど珪藻土を用いました。
においを吸着したり湿気を調整する昨日は確かにあるようです。

座卓は秋田杉の一枚板を加工して大工が作りました。
HBSによる全館床暖房の効果は本当に多大であることを実証してくれたお宅です。