白洲の家

3月31日
ついに完成しました。
着工のころはまだ残暑厳しいときでしたが、
季節はすっかり春になってしまいました。
それだけじっくりと腰を据えて、コツコツと手間を惜しまず丁寧に心をこめた家が出来ました。

和風であることをテーマにすえ、
凝り過ぎずにあっさりとした印象の外観に

どこか昭和っぽい雰囲気のインテリアを意識しています。
この家ではリビングルームを廃止し茶の間を作ることとしました。
茶の間は少し段差を設け、ひょいと腰掛けられるように工夫しています。
ゴロ寝も苦にならない落ち着いた居心地のいい部屋になりました。

玄関を開くと木の香りが漂う落ち着いた家に仕上がりました。


3月12日
左官さんが壁を塗っています。
左官工事をしている間はほこりや振動は厳禁!
ほかの業者さんとバッティングしないように工程を組み立てる必要があります。
左官工事が終了するとゴールは間近です。


2月8日
大工工事も終了し、いよいよラストスパート。
写真はクロス工事の下地処理です。
どんな仕事もそうですが、きれいな仕上げをするためにはきれいな下ごしらえが重要なんです。
見えなくなってしまう仕事ですが、気を抜けません。

2月15日
キッチンも取り付けが完了し、完成が少しずつ近づいてきました。
設備機器が付くことで急に家らしくなってきます。
早く使ってみたいと思うでしょうが、もうしばらく待っていてくださいね。




2月6日
「犬走り」という基礎の周りにコンクリートの土間を設けました。
犬走りは基礎を湿気や汚れから守る役目を持っています。
本当に犬が走り回るためのものではありません(^^
この犬走りにも鉄筋を入れてあげると丈夫になるんですよ。


1月25日
ダイニングルームの工事もだいぶ進捗し、
対面キッチンの壁を作り始めました。
キッチンは収納力を重視したU型配列。
図面上ではわかりにくかったキッチン回りが
形となってきたのを見て
「早くキッチンが付かないかなぁ」とお施主さん。
わかります。でも、もう少し待っててくださいね。


1月20日
外壁工事などの屋外工事が完了し
足場が外れました。
予算と重量増加を抑えるために金属サイディングを採用したのですが、軽く見えすぎないかとの心配をよそに和風の家にもなかなかマッチしています。
足場が取れるとようやく完成が近づいた証拠。
大きな家なのでもう少し時間がかかりますけど、
もう少し楽しみにして待ってください。


12月28日
リビングがだいぶ仕上がりました。
光がよく入る明るくて気持ちのいい部屋になりそうです。

この部屋は壁は柱や梁をそのまま見せて、左官工事でしあげます。

12月7日
外壁の施工をしています。
外壁は断熱材の入った金属サイディング。
建物の軽量化と断熱性能向上に一役買っています。
金属の外壁は「軽い、安い、長持ち」の三拍子がそろった優れた素材としてお勧めしています。
1階をアイボリー、2階をコゲ茶のツートンカラーに仕上げる予定。
渋い仕上げを期待します。

11月29日
リビングの状況です。
屋根勾配を活かした吹抜に丸窓をつけました。
この部屋は畳を敷いて落ち着いた和風のリビングに仕上がる予定です。


11月21日
天井の断熱工事をしています。

断熱は家の性能を左右する大事なパート。
断熱材は当社自慢のセルロースファイバー。
ダンボールを原料にしたこの断熱材は、断熱性能の高さはもちろんですが、遮音性や調湿性などが秀でた優れもの。
おまけに有害物質も出さず、原料は紙だから環境にもやさしいんです。


11月16日
いよいよ屋内の作業開始です。
まずは2階の天井からスタート。
天井面の断熱は当社自慢のセルロース断熱を後日行います。

来週からは外壁工事も始まる予定になっています。
イメージしたとおりの感じに仕上がるか楽しみです。


11月10日
玄関ポーチが出来てきました。
和風の演出には欠かせない木組みの庇。
通常は銅板葺きにするところを、今回は瓦葺きにしてみました。
重厚感があってなかなかの出来栄えです。
庇に用いた木材はさりげなく「柿渋染め」に仕上げてあります。
この家が完成するころにはキレイな赤味が出るはずです。

11月4日
屋根工事も終わり、外壁の下地作業です。
白い紙のように見えるのは透湿防水シート。
水の浸入遮断するけど水蒸気は通してしまう優れもの。
結露の原因になる水蒸気で家が蒸れることを防ぐ大切なパーツです。
下地になっているダイライトも合板と違い水蒸気を通しやすい素材なんですよ。
案外、「合板は木で出来ているから大丈夫」
と誤解している会社もあるようですが、
意外に合板は水も水蒸気も遮断してしまいますので注意が必要です。



10月30日
瓦工事も終盤です。
甍の波とはよく言ったもので、久し振りの和型瓦はとてもキレイです。
ここ最近は洋風建築が増えたせいもあり和型瓦を採用する事がめっきり減りました。
また、阪神淡路大震災の後は「瓦の家は地震に弱い」のイメージが付いてしまい、瓦工事自体が敬遠されがちにもなっていました。ちょっと残念ですね。
僕も改めて屋根瓦の美しさを見直しました。これから少しマイブームにしようかな?
瓦屋さんも「やっぱり和型はいい!いっちょ頑張るでね!」といつも以上に嬉しそうに仕事をしてくれました。感謝です♪

下の写真は古い家についていた家紋と屋号の瓦。
新しい鬼瓦に合わせてみているところです。こういうさりげないところに職人の気配りを忍ばせておきました。

10月28日
小屋裏物置の様子です。
まだ工事中なので天井も何もありません。
建築基準法では「直下の階の1/8以下、かつ天井高さ1.4m以下の部分は床面積から除外」なので天井を設けなければなりません。
この状態なら立って歩けるんですが仕方ありません。
でも、もったいないなぁ・・・。

10月26日
外部に打ち付けたボードはダイライト
筋違と同様の働きで家を頑丈にします。
原料は岩石なので火災にも強く、家を長持ちさせる重要な部分です。
ここまで進めば工事中であっても地震や台風にも安心です。
10月18日
屋根の防水工事も終了し、瓦葺きの準備をしています。
昔は杉皮を葺いた上に屋根土を載せて瓦を葺いていたので重量もさることながら、地震で瓦が滑り落ちてくる危険がありました。
今では瓦工事に泥はほとんど使用せず、瓦を桟木に釘打ちで固定します。
これなら瓦が地震や台風でで落ちてくる心配はありません。

10月16日
上棟式が終われば急いで雨仕舞いをしなくてはいけません。
屋根の下地を今日中に仕上げて屋根屋さんの到着を待ちます。
中央に見える黒い梁は前の家から外したものです。
磨きなおして加工し、リビングの中央に見せるように使用しました。
この梁を見るたびにお爺さんが作った家のことを思い出してくれるでしょう。
10月15日
いよいよ待ちに待った上棟式。
N様おめでとうございます!!
秋晴れの最高の上棟式日和に恵まれました。
がっしりした材料と造りにご近所の方々にもお褒めの言葉をいただきました。
前の家以上に長くここに住む家族を守ってくれるようにお祈りをしています。
この後、盛大な投げ餅を行いました。
上棟式は何回やっても気持ちがいいものです。
今日の上棟式にはウチの倅達も餅拾いに来てくれました。
お父さんの仕事振りをよく見ておけよ!






10月11日
基礎工事が完了し、いよいよ大工の出番です。
あらかじめ加工しておいた材料を現場に運び込み、まずは土台の取り付け。
基礎の直角と水平を再度確認し土台を取り付けます。
最近は使用されることが多くなったキソパッキン工法(下の写真)は床下の通気性において申し分ない性能です。基礎に窓を開けないため基礎自体も頑丈になる優れもの。
最近は作業効率と安全性から右の写真のように上棟よりも前に床を作りますので、雨は大敵です。



10月6日
基礎工事もいよいよ最終段階。
型枠も外して、掘りあげたところを埋め戻します。
もともと建っていた家は傾斜した地面と同じく傾斜していたのですが、改めて水平に地面を均すとその高低差にお施主様も少し驚き。
基礎の周りに貼り付けてあるのは通水性の特殊な発泡スチロール。
地面の水を逃がす構造なので液状化防止に一役買います。
10月2日
前日の雨も上がり、今日は立上り部分のコンクリート打ち。
普通なら膝丈ほどの型枠も深基礎のおかげで立ち上がりが高いからコンクリートを打つのも大変。
近所の人たちも変わった構造の基礎に不思議そうな顔をして見学に来てくれます。
洗面器の話は少しわかりにくいかな?

9月25日
心配だったお天気も何とかやり過ごし、基礎工事は順調に進んでいます。
鉄筋の組立も完了し、今日はベースコンクリートの打設。
N邸の基礎は浮力をするためあえて深基礎にしています。
そう、ベースの高さが地面よりもだいぶ低い構造です。
これは洗面器を湯船に沈めようとしたときに浮き上がろうとするのと同じ原理。
だから基礎の中に水が入ってこないように地下室のような止水板(写真の青いヒモ)を使用します。
9月16日
今度は基礎全体を支える浮力材を全面に敷き詰めます。
この厚さは25cm。凄い浮力を発生させます。
ただ、この浮力のために雨や地下水は大敵。
これだけの規模になるとチョットやそっとの重石では歯が立ちません。
お天気をにらみながら水中ポンプの準備です。
9月14日
家の基礎を船の底に見立てた工法なので、その背骨になる部分の作業です。
基礎の下を十文字に補強する事で基礎の共振や狂いを防止できるそうです。
この部分の浮力材は35cmもあるんですよ。
9月12日
掘り進めた地面の上に土木シート(土嚢袋みたいな通水性のシート)を敷き詰めて、その上に破砕コンクリート(コンクリートのリサイクル品)を分厚く填圧して人工的な地盤面を作りました。
ここまでくればもう安心。機械が沈没する心配はありません。
明日からいよいよ地盤改良工事の本番です。
9月8日
少しずつ慎重に掘削作業を進め、なんとかここまで掘り進める事が出来ました。
心配した地下水のもギリギリのところでかわし、何とか重機を乗せられる程度の硬さの地層まで降りてきました。
現在予定よりも50cm深い-1.5m。
掘り進めていくと昔の石垣や船着場の後を発掘しました。

コロンブス工法は地面に家を浮かべる原理のため支点となる異物を嫌いますから、丁寧に除去していきます。
9月4日
早速基礎工事の開始です。
ところが大問題発生!!
地盤がゆる過ぎて重機が入れません。
小型ダンプに乗せられる小型ユンボですら沈没寸前!!
悩んだ末に分厚いベニヤを用意してその上を少しずつ移動しながら作業を進めていく事にしました。工程計画の大幅な見直しが必要になりそうです。
どうしよう( ̄Д ̄;;
9月3日
お天気にも恵まれ、無事に地鎮祭が執り行われました。
神主さんが潜ってしまわないようにベニヤが敷き詰めてあります(^^ゞ
お施主様の依頼した地元の神主さんは霊感があり物見もしてくれる方だとか。
敷地内の悪霊をお祓いで追い出したところ福の神がこの地に入ってきたそうです。
ありがたい話しですね(^^)
9月2日
建物の解体工事が終わりキレイになりました。
建物が取れてしまうとなぜか敷地が広々と感じます。
写真ではわかりませんが、地盤調査の結果どおり、非常に軟弱な地盤です。
解体に使用した重機を引き上げるのも一苦労。
前日の雨の影響も受け敷地内に縄張り(家の形と位置を確認するための作業)に入るだけで足が潜ってしまいます。
長靴を地面に取れれてしまいました。
それでもなんとかして明日の地鎮祭が出来るように準備しなければ・・・。

8月28日
建物の解体をしています。
今までオバケが出そうだった中二階もあらわになり、徐々に崩されていきます。
何度経験しても家の解体には物悲しさが漂います。
残念ながら昭和19年の地震による損傷や虫食いによって古材の多くが使えそうもありませんでした。
でも、その中から特に状態のよかった梁を1本だけ新しい家に収める事にしました。


8月18日
すでに地盤沈下を起こし建物が大きく歪んでしまった地盤の耐力の調査をしています。
予想よりもはるかに軟弱な地盤である事が判明。一番弱い部分では人が歩いても潜るほどの耐力しかありませんでした。
元は海岸線に面していた事も考慮し、鋼管杭(鉄パイプの杭打ちによる地盤改良工法)は断念。
柱状改良(地中にコンクリートの柱を作る地盤改良工法)も、塩水が地下に浸入してくる可能性から硬化不良を避けるためこれも見送り。
残るは地面に対する浮力で建物を支える
コロンブス工法のみと判断。
急いで基礎の設計をやり直しです。

8月16日
昭和5年創業の旧旅館だったN邸。
写真では判別できませんが地盤沈下と老朽化で、大地震にはすでに耐えられない事が判明。
歴史と思い出の詰まった家ですが、ついにその使命を終えます。
昔は船着場をもつ湖畔に面した粋な旅館だったそうです。
窓から魚釣りも出来たそうですが、近年の開発により湖畔は埋め立てられ、道路とグラウンドになってしまいました。
便利さと引き換えに素晴らしい景観を失ってしまった事が残念です。

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