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ハイブリッドソーラーハウスとは?
地球に無限のエネルギーを供給し続けてくれる太陽。この太陽の恵みを効率よく生活の中に取り込むために開発されたシステムがハイブリッドソーラーハウス(以下HBS)です。

原理は?
原理は簡単。屋根に設置したコレクターで太陽熱を集めます。その熱は不凍液(車のラジエター水と同じ)を使って蓄熱床に蓄えます。
蓄熱床は文字通り熱を蓄えますから寒い冬の朝でもポカポカ。温度制御は全てマイコンが行うので特別な手間は要りません。
床を暖めてもなお余ったエネルギーは自動的に貯湯タンクに廻り、370gのお湯を沸かします。

どんな風に快適なの?
蓄熱床に熱を蓄えるとは言っても、床の表面温度は約23度前後とその温度は暖房器具とは比べられないほどの低温です。
これでは寒いのではないかと思う方もいることでしょう。しかし、24時間全館暖房はこうした低温暖房で十分な性能を発揮します。
体感してみるとそれは、「暖かい」というよりも「寒くない」といった方が近いでしょうか。ちょうど家の中だけは冬がやってこないといった感覚です。
家中を24時間低温暖房することで得られる快適さは体感していただくことを強くお勧めいたします。
ご希望の方には実際の建物にご案内いたしますので遠慮なくお申し付け下さい。

健康にはいいの?
近年話題になることも多くなったシックハウス症候群。その原因は多岐にわたりますが、カビやダニによるアレルギーも主たる原因です。

一般的な暖房のように室温の急激な変化を起こさないHBSの安定した環境ではほとんど結露は発生しません。結露がおきにくいということはカビの発生を防ぎしいてはダニの繁殖を抑えますからアレルギー対策に貢献できます。
また、家の中に温度差を作らないということは、血圧の急激な変化を抑え、心筋梗塞や脳卒中を防ぐ効果も期待できます。トイレや浴室でお年寄りの方にこうした事故がおきる割合が高いのは、家の中の温度差によるバリア(障壁)が原因であることが数多くあります。
目には見えないけれどバリアフリー住宅として必要なシステムなのです。

経済性は?
暖房と給湯に太陽熱を利用しますから、わずかなランニングコストで劇的な快適性を得ることができます。
それぞれの家庭の状況や建物によって多少の誤差はありますが、実際に当社で建築したHBSのお宅と、自邸の光熱費を比較したときには
年間で16万円あまりの差がありました。正直言ってこれには驚きです。
もちろん設置するための費用は必要です。40坪くらいの家で約250万円程度ですから決して安いものではありません。
太陽光発電にしてもそうですが、「元が取れるか?」の質問も多くあります。
しかし、その快適性を毎日の生活の中で実感し続けられることに対しての価値は十二分にあるといえます。「元を取る」事が目的の方にはあまりお勧めしていません。

環境負荷は?
日本の平均的な一般家庭のエネルギー消費量で見ると、給湯と暖房に占める割合は約60%にも上ります。
HBSでは、その暖房と給湯に最大限太陽熱を利用することを目的に開発されたシステムですから確実な効果を得る事ができます。
24時間床暖房という一見贅沢にも思える快適性を提供しつつ大幅な省エネルギーを実現できます。

その他のメリットは?
家中が暖かくなるということは設計の考え方も変わってしまいます。近頃人気の大きな吹抜や日当たりの悪い配置の部屋や水廻りでも寒さを感じなくなります。
これによって大胆で開放的な住まいを作る事が可能です。

デメリットは?
  • 蓄熱床はコンクリートのため縁の下がありません。縁の下がないということを生理的に受け付けられない方もいます。
  • コレクター設置のために屋根の形状や方位に制約があります。
  • 新築以外では取り付けが困難な事が多くあります。

HBS施工の様子

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床暖房の配管をしています。
床に張り巡らせた配管は継ぎ目を作らず施工され、ここにコンクリートを流し込んで蓄熱床の完成です。
パイプは道路の融雪用にも使われる耐久性の高いものなので長期間の使用にも安心していただけます。
太陽熱を取り込む屋根のコレクターです。
暖房面積によって枚数をコントロールします。
コレクターは強化ガラスで覆われ人が乗っても割れることはありません。また、屋根材の一部として施工されますので落下することもなく屋根の軽量化にも役立っています。

屋根材は選びませんが、方位と角度には注意が必要です。
HBSの心臓部となるポンプユニットです。
この中に370gの貯湯タンクと制御用のマイコンが内蔵されています。
ステンレスのボイラーは太陽熱が不足したときにだけ作動する暖房用の補助ボイラーです。

ご覧の通り大きな機械なので設置場所を考慮する必要があります。